バックパッカーをしている時に見た世界中の色々な都市にあるチャイナタウン、彼らが他の地域で集団を形成し成功をおさめる姿をみて、遠くをひたすら目指して旅していた当時の自分は日本と関わりの深い隣国の実情を理解したいと思うようになった。
また、目覚ましい成長を遂げる中国のその動力源は一体何なのか?そして現在の日本との差はどこにあるのか?
戦時中に満州で過ごした祖母から聞いた中国と、ニュースメディアから聞く中国の違い。
これらを現地の人との交流の中で、自分の感覚を使って理解したいと思うようになった。
名前 : ダーチュアン
留学開始時の学年 : 修士1年
留学開始時の所属 : 工学院 経営工学系 経営工学コース
留学プログラム : ダブルディグリープログラム
留学先 : 中国 北京
所属先 : 清華大学
留学時期 : 2018年8月24日 〜 2019年9月18日
留学期間 : 1年
過去の留学経験 : その他短期留学プログラム(モスクワ,ロシア)
キャンパス・アジア プログラム(テジョン,韓国)
総費用 : ~150万円
奨学金 : 有り
奨学金名称 : 海外留学奨学金(日本学生支援機構)JASSO
奨学金応募時期 : 2019年3月1日
受給金額 : 月6万円×12ヶ月 合計72万円
卒業時期 : 変わらなかった
大学には食堂がたくさんあり、最初のうちはいろいろなところに行った。ただ時間が経つにつれ、いく食堂が限定されていって、最終的には2,3箇所しかいかなくなってしまった。結局食べていたのは坦々麺、水餃子、ハンバーガーと日本で食べれそうなものばかり。でも低価格なのに美味しく学生にとっては最高だった。
中国では、学校を出ると基本的には中国での会話が必要になる。また、学内のお店や散髪屋でも中国語での会話が基本である。僕はいつも学内の散髪屋に行っていたが、彼らは中国語しか喋らなかった。初めて行った時には、「短く」とか「おまかせ」みたいに単語だけで説明していたら本当に自由に散髪され、びっくりする髪型になった。時間が経つにつれて、もっと説明できるようになり、髪型が安定するようになった。我ながら中国語の進歩を感じた一面だった。
中国の留学先を決めたのは、費用面での影響もある。アメリカに留学に行きたい思いはもとより強かったが、あまりにも多くの費用がかかるため、実現できなかった。その中で、自分の留学に行きたい動機などを整理した時に、必ずしもアメリカである必要はなく、他の場所でもいいと感じてきた。また英語圏以外での留学では、それなりのメリットがあると感じていた。
[目安: TOEIC 800~895] ネイティブの速さでもある程度ついていけるし、頑張れば自己紹介で笑い取れる
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[目安: TOEIC 800~895] ネイティブの速さでもある程度ついていけるし、頑張れば自己紹介で笑い取れる
[目安: TOEIC 10~395] 相手が簡単な単語のみでゆーっくり話してくれたら40%わかる。
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[目安: TOEIC 700~795] 長い文でも70%くらいわかるし、論文とかも単語さえ分かればまあまあスラスラ読めちゃう。
最初のうちは全くわからず、あらゆるコミュニケーションに苦労した。やっぱり他の人との交流は大切で、交流が増えると語学力ものびた。
卒業時期は変わらなかった
留学は金銭面や時間での障壁が必ず出てくると思います。でも、こういった問題の多くは、給付奨学金などの制度をうまく活用することによって解決できる部分もあると思います。なので、しっかり調べることが大切だと思います。加えて、留学経験者にしっかり話を聞くことが大切だと思います。幸いなことに、僕はプログラムの先輩が多くのことを教えてくださり、不安なく留学生活を送ることができました。僕自身も留学を終えて、自分の経験談が留学に行こうか迷っている人の不安を解消できたらなと思っています。同じように考えている留学経験者は多いと思うので、是非積極的に聞いてみてください。多くの学生が充実した留学生活を送れることを願っています。