漠然と行きたいと感じていた留学。初めの一歩目は思っていたよりもずっと軽かった。
行ってみたいけど少し怖いと感じる僕のような人へ。
名前 : あきたく
留学開始時の学年 : 学部4年
留学開始時の所属 : 物質理工学院 材料系 材料コース
留学プログラム : 超短期派遣プログラム
留学先 : インドネシア・バンドン
所属先 : バンドン工科大学
留学時期 : 2019/08/27-2019/09/06
留学期間 : 10日間
総費用 : ~15万
奨学金 : あり
奨学金名 : 日本学生支援機構
受給金額 : 7万円
漠然と留学に行ってみたい気持ちは高校生の時からありました。親が海外旅行が好きで小さい頃からいろいろなところに行っていたので漠然とした憧れのようなものを持っていたのかもしれません。しかし、大学に入学するとサークルや授業、バイトであまり留学について考える時間はありませんでした。忙しさに紛れて留学という二文字はどこか頭の奥底に沈んでいました。
しかし、きっかけは突然現れました。
授業中に系の先生に勧められたのです。紹介された留学プログラムに興味を持ち、先生に詳しく説明をしていただいて参加することを決意しました。
超短期留学の目的地はインドネシア。参加者はインドネシア出身の大学生だけでなくフィリピン、タイ、ベトナムの大学生でした。彼らと一緒に現地の企業や工場を見学しました。見学した企業は幅広く、現地のベンチャー企業や日本企業なども含まれていました。また、現地での自由時間も魅力的でした。インドネシア在住の学生が毎晩いろんな場所を案内してくれ、今でも連絡を取り合うほど仲良くなることができました。
やはり英語を話すとなるとかなりハードルが上がるように思いますが、実際にはそんなことないなと感じるようになりました。少ないワードでも正しく話すことは非常に重要だなと感じました。やはり実際に話してみるとそもそもネイティブレベルの会話なんて求められてもいないし、必要もないことを実感できます。
とにかくインドネシアの方が優しかったことです。自分はスニーカーがとても好きなのですが、自己紹介でその話をしたらその夜ショッピングモールのスニーカーショップに連れて行ってくれるなど彼らにしてもらったことをあげればきりがありません。またとても日本の文化に興味があるのでぜひ日本に来た際は案内したいと思っています。
留学前 : TOEIC 600~695
B1:習得しつつある者・中級者
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留学後 : TOEIC 800~895
B2:実務に対応できる者・準上級者
留学中に少し困ったことは、食事が合わずお腹を壊してしまったことです。(味はすごく良かったです!)気をつけていたのですが、当時を振り返るとどうせ短期間なんだからとなんでも食べてしまっていました。そして当然のように、お腹を壊しました。バスの中でお腹が痛くなってしまい、静かにしているとインドネシアの学生が「薬はいるか?」と聞いてくれました。バスの中だと、トイレに行きたくてもいけないので「くれるなら、ぜひ」と答えました。しかし、「これはインドネシア人用だから日本人には効かないかもしれない」と妙な前置きをされました。少々困惑しながらも、受け取るとそれは飲み薬ではありませんでした。なんとお腹に塗る薬だったのです。
その後すぐにパーキングエリアにつき、トイレにたどり着くことができたので、重大事故が起こることはありませんでした。実際に、薬が効いたのかはわかりませんが、今思えば良い思い出であったなと感じます。
特に東南アジア系の国に滞在を予定している方は、整腸剤などを持参することをお勧めします。
本当に語学力というよりは、興味があれば参加可能だと思います。楽しそう!行ってみたいと思って行ってみたら英語が少し話せるようになります。証人は自分です笑。夏休みを利用して特別な経験をしてみたい人などにお勧めします!!