学部3年生の春休みに超短期留学をするまで、旅行でも海外へ訪れたことのない私でも、大学院で1年間のスイス留学を思い切り楽しめました!
留学前に不安に思っていたことは案外小さなことで、留学前に予想していた以上の学びや経験を得ることが出来る!
名前 : めぶき
留学開始時の学年 : 修士1年
留学開始時の所属 : 環境・社会理工学院、建築学系、建築学コース
現所属 : 修士3年生で卒業予定、ゼネコン就職予定
留学プログラム : 派遣交換留学
留学先 : チューリッヒ, スイス連邦
所属先 : スイス連邦工科大学チューリッヒ校 (ETHZ)
留学時期 : 2018年7月31日 〜 2019年7月1日
留学期間 : 11ヶ月
過去の留学経験 : 超短期派遣プログラム (イギリス)
総費用 : 〜250万円
奨学金 : 有り
奨学金名称 : トビタテ!留学JAPAN
受給金額 : 準備金25万円 +(月16万円 × 11ヶ月)= 201万円
スイス・チューリッヒの「2000wattエリア」という、官民連携で開発された省エネ住宅地について調査をするため、②世界トップクラスの環境建築の教育現場を体感するために、チューリッヒ連邦工科大学(ETHZ)へ1年間の派遣交換留学をしました!
日本の省エネ建築は、技術的解決のみに頼りがちだという事が勿体ないと感じ、ソフト面でのアプローチも豊かな「2000wattエリア」について興味を持ちました。
現地では、プログラムに携わった建築家や環境性能評論家、行政の方などにインタビューを依頼し、お話を伺いました🎤写真入りの名刺や折り鶴を持ち寄って、日本についてお話しすると、とても喜んでいただけました🕊
ETHでは、一学期(3か月間)で20単位(1授業あたり2,3単位)を取得する必要があり、他の派遣交換先に比べて、とても用件が厳しい一方で、充実した毎日を過ごすことが出来ました。
基本的に教科書に添った内容の授業が多い東工大建築学科に比べて、ETHでは、教授たちが実際に携わったプロジェクトについてお話をしてくださったり、生徒が思考しながら討論を進める哲学的な内容があったり、まさに「生きた」授業でした。
大学の内外共に充実した日々を過ごせるので、チューリッヒへの留学はとてもオススメです!!
留学前は、学業面での成長を期待していましたが、帰国後の今は、自らのメンタルや考え方の面での変化や成長が最も大きいと感じています。
進路については、世界中から集まり活躍する友人に刺激を受け、より柔軟な考え方になりました。
また、対人関係やプライベートの過ごし方においても、より積極的になることが出来ました!
留学先の寮で、ビーガン和食を振る舞ってパーティーをしたことです。
一番驚いたのは、かつおだしも使えないということ!
相手の考えを尊重しながらも、日本の魅力について伝えられた、いい思い出です🌟
留学前
[目安: TOEIC 700~795]
長い文でも70%くらいわかるし、論文とかも単語さえ分かればまあまあスラスラ読めちゃう。
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留学後
[目安: TOEIC 800~895]
ネイティブの速さでもある程度ついていけるし、頑張れば自己紹介で笑い取れるくらい?
チューリッヒは、東京よりも治安が良く、夜一人で歩いていても大丈夫なくらいです。リュックサックを後ろに背負っていても、盗まれたことはありません!笑
スーパーや街中の方々も優しいです。日曜日でスーパーが閉まっており、食器用洗剤が買えずに困っていた時に、キオスクのご夫婦がご自身のものを分けてくださったこともありました。
海外経験0の私でも、安心して過ごすことが出来ました!
学業面のみならず、柔軟な考え方・異なる価値観から得る刺激・コミュ力など、留学で得るものはとっても沢山あります!
マイノリティとして寂しい思いをしたり、慣れない地で思い通りに行かずにへこんでしまうことも、学生の今のうちにしか経験することの出来ない、とても貴重なものです!
東工大には、留学に対するバックアップが様々な面から充実しています。また、他の大学に比べて、選考倍率が低く穴場であり、大チャンスです!
東工大生だからこそ、留学にいきましょう!🌟