スリランカ / LNBTIなど
2023年夏休み10日間
工学院, 電気電子系
シンガポール / NTU(南洋理工大学), マラヤ大学との学生交流 , マレーシア/クアラルンプール
2023年の春休み2週間
物質理工学院 材料系
ベトナム / ハノイ工科大学、カントー大学、ホーチミン工科大学など
2025年の3月に2週間
環境・社会理工学院 融合理工学系
🇱🇰あーちゃん
留学に対する最初の印象は「ハードルが高そう」というものでした。特に研究留学のような長期かつ専門的なプログラムは自分にはまだ早いと感じていました。そんな中で、スリランカの超短期プログラムを知り、「修学旅行のような感覚で行けるかも」と思ったのが参加の決め手でした。実際、現地でのグループワークも本格的なものではなく、文化体験や交流が中心で私にはちょうどよかったです。また、もともとスリランカという国に強く興味があったため、「ここしかない!」と感じました。
🇸🇬🇲🇾がーみん
「海外に行く」ということ自体が、自分にとっては大きな挑戦でした。だからこそ、慎重に選び抜いた結果、1つのプログラムで2カ国(シンガポールとマレーシア)に行けるというお得感のあるプログラムに魅力を感じました。シンガポールはアカデミアが進んでいる国だと聞いていて、実際にその学生と意見交換できるのは貴重な経験になりました。過去にJTBのプログラムで短期的に海外に行ったことはありましたが、「慣れている」とは言えない状態だったので、まずは超短期で挑戦するのが自分にとってベストな選択肢でした。
🇻🇳はせまり
もともと国際協力に興味があり、「将来は開発分野で仕事をしたい」と思っていました。そんな中、カントー大学でのプログラムではJICAの現地オフィスを訪問できるという内容に強く惹かれました。また、「発展途上国の現場を実際に見てみたい」という気持ちもあり、それが叶う機会は貴重だと感じました。
🇱🇰あーちゃん
ヨーロッパは旅行でも行けますが、スリランカはなかなか機会がないと感じました。宝石がテーマの小説の舞台がスリランカで、文化や自然に興味を持っていたため、聖地巡礼のような気持ちで選びました。
🇸🇬🇲🇾がーみん
治安の良さからシンガポールを選びました。もともとアジアに興味があり、NTUの学生と交流できることも大きな魅力でした。
🇻🇳はせまり
プログラムの内容が自分の興味と一致していました。特にJICAを訪問できる点が、国際協力に関心のある私にはぴったりでした。
🇱🇰あーちゃん
スリランカでは特定の都市にとどまらず、移動しながらさまざまな場所を訪れました。世界遺産を巡り、現地の高校生とクリケットをしたり、日本の遊びを紹介したりしました。サファリで象を見たり、JICAで上下水道の整備について学んだり、日本大使館も見学しました。プログラムはかなり詰まっていて自由時間は限られており、治安の関係もあって日本人同士でまとまって行動していました。
🇸🇬🇲🇾がーみん
シンガポールとマレーシアでは自由時間が多く、半日から1日程度自由に過ごせる日もありました。Grabを使って自分の行きたい場所に気軽に出かけることができ、治安も良くて日本で国内旅行をしているような感覚でした。NTUの学生に案内してもらった屋台も印象に残っています。街はきれいで、交通も便利でした。
がーみん:NTUの学生に案内してもらった屋台
🇻🇳はせまり
ベトナムでは15時以降や土日に自由時間がありました。ホーチミン工科大学の学生たちと交流し、一緒に観光にも出かけました。街は明るく人通りも多く、治安が良かったので、女子だけでも夜に歩けるほどでした。Grabも使いやすく、いろいろな場所に気軽に行くことができました。
🇱🇰あーちゃん
スリランカはフルキャリアの航空券だったため、飛行機代が十数万円ほどかかりました。プログラム費には宿泊費や移動費も含まれていて、合計で20〜30万円くらいだったと思います。JASSOの奨学金は6万円ほど支給されました。物価は安く、自由時間もあまりなかったので、現地で大きな出費はありませんでした。ホテルは治安面を考慮して比較的良い場所に泊まりました。
🇸🇬🇲🇾がーみん
費用はプログラム関連でだいたい25万円以下だったと思います。JASSOからは10万円の支援を受けました。ホテルも良いところで、全体的に安く済んだ印象です。遊びや自由行動に使う分を除けば、かなり抑えられた費用で参加できました。
🇻🇳はせまり
飛行機代が約10万円、ホテルや移動費で約4万円、保険が6,000円ほどでした。現地の生活費としては約4万円使い、Wi-Fiなどの通信費も含めて合計で20万円前後でした。JASSOの奨学金は9万円支給されました。ベトナムは物価が安く、フォーが200〜300円、水が60〜70円程度で、日本の6割ほどの感覚でした。カントーでは四つ星ホテルに泊まり、ホーチミンでは一般的なホテルでしたが、どちらも快適でした。
はせまり:ハノイのホテルから見えた夜景
LNBTIの学生と一緒にゴールという街へ1泊旅行に行きました。バワという有名な建築士が設計した、海沿いのとても綺麗なホテルに泊まり、ゴールの城塞都市を見学しました(ぜひ写真を見てください)。東工大の友達がバックの中でパスポートをびしょ濡れにしてしまい、みんなで天日干ししたのも良い思い出です。治安面の理由もあり、プール付きの豪華なホテルに泊まったのですが、バカンス気分を味わえてとても楽しかったです。
あーちゃん:バワのホテル
シンガポールでは、マリーナベイサンズの屋上バーに行ったことが一番の思い出です(写真があればぜひ)。宿泊しなくても入れる場所で、たまたま予約が取れて、友達とお酒を飲むことができました。シンガポールは18歳からお酒を飲めるので、ここでアルコールデビューできたのも良い経験でした。
ハノイ工科大学を訪れたとき、現地の友達のバイクの後ろに乗ってハノイの街を走り回ったことがとても楽しかったです。また、ベトナムは18歳からお酒が飲めるので、友達と夜にお酒を飲みながら語り合えたことも良い思い出です。カントーではお祭りがあり、船でカラオケをしていた高校生に声をかけたら船に乗せてくれ、そのとき仲良くなった友達とは今でも連絡を取り合っています(写真があればぜひ共有してください)。
スリランカのでは日本のようにあちこちに自販機やコンビニがあるわけではなく、少し不便を感じました。バスの中に水は用意されていたので飲み水には困りませんでしたが、ホテルではシャワーの水が茶色かったり、お湯が出ないこともありました。また、治安面でも少し注意が必要でした。
大きな不自由はありませんでしたが、食事が甘かったり味が濃かったりして、少し飽きることはありました。また、暑さは少し大変でした。
信号を守る人が少なく、道路を渡るときはタイミングを見て渡る必要がありました。トイレットペーパーを流せないため、ホースのようなウォシュレットを使う文化にも少し戸惑いました。料理は都市部では美味しかったですが、カントーでは鳥が丸ごと出てくるなど、カルチャーショックを受けた人もいました。
超短期留学は、気軽に海外へ挑戦しながらも、その国の空気をリアルに感じられる特別な機会です。
スリランカで世界遺産や自然、文化に触れ、聖地巡礼のような時間を過ごしたあーちゃん。 シンガポールで治安の良さと先進的な大学に刺激を受けつつ、マレーシアにも足を伸ばして学びを深めたがーみん。 ベトナムで現地の学生との交流を通して国際協力への思いを強くし、ゴミや環境問題について考えるきっかけを得たはせまり。
アジアの魅力は、文化や歴史が日本とつながりつつも、全く異なる日常を持っていること。普段の生活では得られない非日常が、短期間でも確実にあなたの視野を広げてくれるはずです。
新しい景色、人、文化との出会いが、これからの選択肢をきっと豊かにしてくれるでしょう。
(★:高 ●:中 ▲:低)
項目 | 🇱🇰あーちゃん | 🇸🇬🇲🇾がーみん | 🇻🇳はせまり |
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自由度(手続き等) | ▲ | ● ~▲ | ● ~▲ |
必要な語学力 | ● | ●~▲ | ● |
日本人の数 | ●~▲ | ●~▲ | ● |
専門性・学術性の高さ | ■ | ■ | ● ~▲ |
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